顔全体 炎症 目の周り 腫れの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
27歳 女性
赤ちゃんが授かり、無事に出産できたのですが、産後の体調が悪く体は疲れてふらつくし、顔全体が紅く炎症を持ち、目の周りは腫れている状態になり痒い為、漢方薬で何とかしたいと来店されました。
顔全体が腫れあがり、目の周りも赤く腫れと爛れで糜爛状態になっています。
生後1か月の赤ちゃんもいる為、漢方で何とかしたいそうです。
寝不足もあり、顔の腫れが全体に広がり、痒みも酷いようです。
夜はおっぱいやおむつの交換の為、3~4時間おきに起きている状態が続くようです。
中医学的に診ますと『気血両虚』、『風熱湿熱』の状態と考えます。
その為、体力や血液を補っていく物や皮膚の炎症を抑えていく漢方をお渡ししました。
また、生薬の軟膏を炎症や痒みの酷い部分に塗るように提案しました。
2週間ほどしますと体の疲れもとれて体調がよくなり、赤みもとれてきましたと言う報告を受けました。
たまに痒みがありますが以前ほど酷くは無くなってきたそうです。
1か月ほどしますと顔の腫れもほぼ無くなり、体の疲れもよくなったそうです。
今では痒みがある時に薬草の軟膏を塗っているくらいで大丈夫になったそうです。
中国医学では体力の低下やストレスにより皮膚炎が悪化する事はあります。
乳児もいらっしゃるため、赤ちゃんに薬をいかせたくない場合は、母乳を上げてから漢方薬を飲む様に提案しました。
また、赤ちゃんに薬を効かせたい場合は母乳を上げる30分ほど前に漢方薬を飲んでから母乳を上げる事で赤ちゃんにも効かせる事ができます。
子育ては不妊治療よりも大変なところもあると思います。
一難去って、また一難かもしれませんが、目の前の現実に目を背けないで、是非、今の大きく立ちはだかった問題を乗り越えて下さい。
そうすることで、自分の人生はきっと良くなりますよ。
また、自分だけではなく周りも良くなると思います。
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